漢方(東洋医学)について
漢方(東洋医学)とは
漢方とは、もともとは中国の古代漢民族が、病気の治療法として数千年の臨床結果から薬の使い方を体系立てたものです。
漢方では生薬を上薬・中薬・下薬の3段階に分けて考えます。下薬は悪い所に直接作用しますが、長期間服用すると副作用が心配されるものです。中薬は体質に合わせて飲む生薬で、少量か適正期間であれば毎日服用しても大丈夫です。殆どの漢方薬がこれにあたります。上薬は人間の自然治癒力を高めてくれるもので、長く服用するほど体の諸症状が改善されてくるものです。
漢方薬治療の目的は生活改善と体質改善を促し、生体の回復力や免疫力を高めることで、疾病の発症や進行を遅らせることに有ります。
当院での漢方薬の治療
当院では患者さんの口腔内の状態や全身の状態にあった保険適用可能な漢方薬を使用してドライマウスや舌痛症などの症状の緩和を行なっています。
漢方薬は西洋薬に比べ利点としては比較的副作用が少ないが、欠点として薬効が曖昧で効果発現までに長期間の服用が必要です。
通常、効果発現までには1~3ヶ月の服用が必要で、効果がでた後もすぐには漢方薬を中止せず、3~6ヶ月かけて徐々に減量していきます。
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【診療時間】
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